写真は、記事とは関係ありません(・∀・)
今回は、恋愛に不器用だった頃の話です。
自分の失敗談になります。
自分が地元から東京に出てきたばかりの頃、地元で良く行っていた喫茶店の娘が都内に遊びに来た事がありました。
かなり可愛い子。
それで、デートというか、ブラブラ東京案内をする事になったのですけど、歩きながら言われたんです。
「めろんさん。彼女居るの?」
わたしの反応
「興味ない」(前を見つめながら)
これって一体全体?
なんでこういった反応をしてしまったのか、今もって考える事がたまにあります。
取り付く島が無いとはこの事というか。。。
せっかく、彼女のほうから会話を振ってくれているのに、これでは会話が進みません。
正しい反応としては、わたしに彼女が居ない事は事実だったのですけど、相手の顔を見て微笑みながら(微笑みってヘンですね(笑))
「彼女は居ないよ」
とか
「居たとしたらどうする?」
とか
「彼女にならない?」
とか、
「いつもそんな事聞いてるの?」
とか、
いくらでも反応の余地があったんですよね。
それを、前を見つつ
「興味ない」
だなんて。
正気の沙汰ではありません。
わたしもその頃は、まだ世の中にあまり揉まれてなかったので、真面目だとか、硬派なイメージのほうがモテるとでも思っていたのでしょうか。
いえ、真面目でも、硬派でも、モテる人はモテるのです。べつにチャラチャラしてなくても良いのです。
イケメンだったら。
というのは、半分冗談ですけど(笑)
わたしの失敗。とっかかりとして、会話を繋ぐことが出来れば良かったのです。
地元の行きつけの喫茶店の娘というだけで、わたしとその子は、あまり会話らしき会話をした事はありませんでしたから、まずは会話からです。
それに、喫茶店のママさんの娘ですから、わたし自身、ヘンな遠慮をしていたのかもしれません。
今は、相手の顔を真正面から目をそらさずに見るのですけど、当時は、女の子の顔をまともに見るのにもエネルギーを使っていたようです。
デートの時に、女の子の顔をまともに見れないような人は、普段から見る練習をしときましょう。
好きなモノって、ずっと眺めていたいでしょう?女の子はモノではなく人ですけど、好きなものは見ていたいという、心の声に従いましょう。
だからって、穴の開くほど見つめてはだめですよ(笑)。限度がありますから。
男性が女性に送る視線の心理については、長くなってしまうので、後々の記事で書こうと思います。
さらに、この喫茶店の娘。
またわたしがやらかした失敗というか、やっておけば良かったと大後悔した事があります。
新宿東口を西口に抜けようとして、思い出横丁(通称しょんよこ)付近の人混みを歩いていたのですけど、手を繋がなかった事。
手を繋ぐチャンスをみすみす逃している。
これ、磔にされてもおかしくないくらいの失敗です。
大体、女性の顔をまともに見る事すらままならないわたしを、そこまで自分で責めるのもどうかとも思うのですけどね。
手を繋ぐチャンスがあれば、手を繋ぎましょう。
この場合は、慣れてない都内の人混みをかき分けつつ歩くので、立派な手を繋ぐ理由があるのです。
さらにもう一つの失敗。
喫茶店でお茶して、人混み歩いて、新宿西口のレコード屋街覗いて、それで案内終わり。
おいおい(;´Д`)
もっと寄る所あるだろう。
なんなら24時間やってる飲み屋もありますし。
地元から出てきたという事で、百貨店巡りしても良かった訳ですし。
全てにおいて気の利かない東京案内でした。
これで、冒頭の「彼女居るの?」という質問にうまく答えられて、人混みで手を繋げて、そのまま昼間から飲んだりしたら、楽しいデートになったと思うのですけど、単なる、面白くない東京案内。で終わってしまいました。
やはり、学習しないと身に付かないですね。
実地で。
当時わたしは、先輩の家に居候していたのですけど、その先輩曰く、「おまえは馬鹿か?」と(笑)。散々しかられました。
女の子は、盛り上げてあげなくちゃだめだめだよ?ってあれほど言ったのに。と、小一時間以上、先輩に叱られました。
盛り上げるというのは、会話のとっかかりが出来たら、自分の事より、その女の子の会話を掘り下げて、話すのが楽しいという気分にさせる事なのですけどね。
女の子が、話すのが楽しいと思うという事は、こちらに気持ちを開いてくれているという事になりますから。
もちろんわたしは、たったこれだけの東京案内で、ドッと疲れが出たのでした。
当時を振り返ってみると、こういう事が何度もありました。
当時、ツバキハウスというディスコが新宿にあり、日曜日がメタルナイトと言って、ヘヴィメタルばかり流す日。火曜日がロンドンナイトと言って、パンク、ニューウェーブを流す日になっていて、普通のディスコとはちょっと趣が違う場所だったのですけど、そこで紹介された女の子。
一対一のデートだと、やっぱダメでした(笑)
盛り上げ方が分からない。気の利いた事が言えない。ドキドキしてしまう。相手の顔をまともに見られない。
地元に居た頃は、あまりそういったチャンスが無かったのが、都内に出てからは、続々とそういった機会に恵まれた。のは良いのですけど、わたしが対応出来なかった訳です。
かなりの数の女の子を友達に紹介してもらったり、ツバキハウスで出会ったりしていたのに、あまりに勿体ない。
失敗しつつ学んだわけですけど、初歩の初歩からでした。
まず、女の子を目の前にしてドキドキしない(笑)。そこからでした。わたしの場合。
女の子の前でドキドキしなくなってからは、前にやってはいけない事として書きましたけど、自己アピールしすぎ。飲み会等で我勝ちに女性にアピールしてしまうという失敗。
なかなかバランス取るのって大変です。
目前の事から一個一個やっていくしかないですね。
まずは、数をこなして慣れる。
こっち塞げばあっちが水漏れ、あっち塞げばこっちが水漏れ。これを何度も繰り返しつつ女性に慣れていくしかないんですよね。
でも、最近はまた別な流れがあって、そこまで苦労して女性の相手をする必要があるのか?そもそも彼女が必要なのか?
ごもっともなんですよねー。
当時は、彼女居ないと一段階下に見られてしまうというか、馬鹿にされてしまうというか。が、あったんですけど、価値観が多様化してる今は、そんな事ないですよね。
わたしの友人で彼女居ない方、何人も居ますけど、悠々として趣味に邁進してます。
そこそこ歳だという事もあるかもしれませんが(笑)
今回は、ノウハウというより、わたしの初歩の失敗談を書いてみました。
オクトーバーフェスト。ビール祭りです。
レポート風の記事も書けたらいいなぁ(;´Д`)
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。