既婚者同士のプラトニックラブ|勘違いじゃないの?
2019年05月16日 公開

世間では、どうやら成り立っているようなんですよね。
管理人の感覚がオカシイだけなのかも。
既婚者で、最初からプラトニックを目指して恋をする人というのは居るのかという疑問がまずあります。
プラトニックラブって、仕方なくその状況になるものではないのか?
恋って、こうありたいって最初から目指すものではなくて、落ちるものでは?と思う管理人にとって、プラトニックラブは不思議な存在です。
既婚者同士のプラトニックラブって、中途半端な状態なのではないの?って思っちゃってます。
まず最初に、既婚でなければ、プラトニックラブは成り立つと思います。
☆
こちらの記事もどうぞ
⇒不倫相手に将来を語るべからず|略奪愛と紙一重
1.既婚者同士のプラトニックラブ
まず最初に、既婚でなければ、プラトニックラブは成り立つと思います。
それから、厳密な意味でのプラトニックラブというのではなくて、カラダの関係ナシの、軽いお付き合いという意味でのプラトニックラブならありかな?
とも、思います。
プラトニックラブの定義ってなんだろう?
ルネサンスの時代にフィレンツェの人文主義者、マルシリオ・フィチーノによってプラトンの著作がラテン語に翻訳され、プラトンの思想(実際には独自に解釈されたもの)が大きな影響を持つようになった。フィチーノは『饗宴』の注釈書の中で、アモル・プラトニクス(amor platonicus)という言葉を使った。プロティノスが説くように、人間を含む万物は一者(神)から流出したものであるが、人間はその万物のうちにある美のイデアを愛することによって結果的に一者を愛し、一者の領域に(エクスタシーを経て)近づいてゆくことができると考えられた。そして、この言葉が転用され、男女間の禁欲的・精神的な愛を指すようになっていった。⇒Wikipediaより引用
さらにこのような記述も
心理学者の宮城音弥は、人間のすべてがプラトニック・ラブの傾向を持っているが、純粋なプラトニック・ラブは正常者のうちにはほとんど見出すことができず、ある種の性格異常者のうちに存在していると指摘している[1]。⇒Wikipediaより引用
管理人も10代の頃は、厳密な意味でのプラトニックラブが、成り立つと思っていた時期もありました。
好きになった相手に対してエッチな事を考えたりすると、「これはいけない!」と、否定していた時期がありましたから。
ですが、ある時期から疑問が湧いてきました。。
プラトニックラブって、片方が勘違いしているだけなんじゃないのか?と。
本当は、体の関係を持ちたいと思ってるのに、どちらかが我慢してるだけなんじゃないの?って。
最初からかなわぬ恋や、物語の登場人物に対して恋心を抱く事はあります。
それは、誰はばかる事なく、プラトニックラブと呼んで良いと思うのですけど(一方通行ですけど)、既婚者同士でプラトニックラブって、酷く危うい感じがするんです。
プラトニックラブは、薄い紙突き破ったら、たちまち不倫に突入してしまいますね。
だから、気を付けたほうが良いです。
一線を超えそうと思った時点で、プラトニックラブでは無くなってると思っておいた方が良いです。
☆
難しいと思います。
2.既婚者同士がプラトニックラブを目指せるのか?
難しいと思います。
先ほども書いたように、カラダの関係抜きでの軽いお付き合いとしてのプラトニックラブならありですけど。。
難しい理由は、
目指すとかそういう問題なのではなく、宙ぶらりんの状態だからです。
いつ崩れるか分からない。
もしかしたら、不倫をしない方の中には、プラトニックラブという事で踏みとどまっている方も居るかもしれませんね。
ここで踏みとどまるかどうかが、大きな分かれ目という事になります。
管理人は、カラダの関係が無ければ不倫ではないと定義しちゃってますけど(そのほうが考えが面倒臭くなくて良い)、実際は、カラダ以前に、心が行っちゃってるようだと、その時点で浮気ですよね。
心の中の出来事なので、確認のしようが無いですし、法律も及びませんね(笑)。
最初から手が出せない世界の人物に対して抱く恋心、
例えば、アイドルでも良いですし、アニメのキャラでも良いですけど、そういったものに対する恋心は、頭の中で想像してれば良い訳で、これはプラトニックラブと呼んでも良いのではないかと。
でも、実際にリアルの相手とお茶したり、デートしたりしていたら、これは、すでに浮気の領域に入ってしまいます。
プラトニックではないです。
かといって、不倫までは行かない立ち位置がプラトニックラブの立ち位置です。
☆ 
既婚者同士で、私たちプラトニックだねと言い合えるというのは、非常に稀な例のように思えます。
3.プラトニックラブと勘違い

既婚者同士の恋愛で、片方がプラトニックラブだと勘違いしてしまってる状況は、多いと想像されます。
上の章で書いたことは、プラトニックラブではなくて、浮気です。
これも、浮気なのに、プラトニックラブだと思ってる勘違い。
逆に、片思いしてるだけなのに、プラトニックラブだと思ってる勘違いもあります。
確かめようがないですからね。
カラダの関係が介在すれば確かめられますけど、それじゃあ不倫になっちゃいます。
それに、
管理人は沢山経験してます。
こちらは、カラダの関係無しで居たかった。
プラトニックで居たかったのに、女性にカラダの関係を迫られた事や、逆に、管理人が、欲望に抗しきれず(;・∀・)、カラダの関係になりたいと相手に訴えてしまった事など。
管理人が精神的に未熟だったという事もあるでしょう。
よく、男女の友情が成り立つかという議題で、女友達と議論をしたものですけど、結論は、成り立たない。
でした。
プラトニックラブは、頭の中で一人で抱いてる幻想に近いものです。
恋人と共有するものではありません。
4.既婚者同士の恋愛について
既婚者同士で、私たちプラトニックだねと言い合えるというのは、非常に稀な例のように思えます。
普通は、そこまで行かない。
どちらかが、バランス崩しちゃうか、危ういところで踏みとどまってるパターンが多いと思います。
もし、あなたが既婚者で、なおかつ、職場の同僚と不倫まで行かずともデートしてるような状況があるとすれば、不倫する事に対して、気づかずに、少しは心が揺らいでいる状態です。
婚外恋愛の場合は、自分の家庭にプラスな面をもたらす事も無くはないですけど、法律的にはマズい。
逆に、プラトニックなデートを重ねていたら、法律的にはマズくはないですけど、家庭にプラスをもたらさない事が多いように思えます。
自分の旦那、もしくは、奥さんと比べてしまうんですよね。
いちいち比べてしまうから、家庭も冷えてきてしまう。
だったら、いっその事、プラトニックな付き合い等やめてしまうのもテです。
別れを切り出すか、いっその事W不倫に突入するか。
そこが分かれ道になります。
☆
5.まとめ
既婚者同士のプラトニックラブというのは、本当に難しい。片方が勘違いしている事も多い。
どちらかが我慢しているのでは?とも思ってしまいます。
本当にプラトニックな関係だったら、男女の関係無しに好きになるのですから、人間的な部分に引かれてるという事になります。
これは相当強力です。
肉体的な関係無しで、心だけでそこまで惹かれ合うというのは。
でも、そこまで行くと、離婚も見据えた本気の恋愛という事になりますね。
管理人は体験してますけど、相当の精神力と体力使います。
それでなければ、プラトニックラブは、カラダの関係まで行かない(行けない?)軽い付き合いという事になります。
こちらの記事もどうぞ
⇒不倫相手に将来を語るべからず|略奪愛と紙一重